今回はエアコンの取替え工事後のクロス補修塗装工事を行いました。
ビフォーの写真を見て頂ければわかるかと思いますが、全体の壁紙を一度塗装してありエアコンの更新工事後の跡がかなり目立ちます。
全体を塗装してしまえば色の違いなどは関係ないのですが部分補修の場合、古く汚れている所と塗り替えた場所では色や艶が少し違います。
また、壁紙の塗装で気を付けて頂きたいのは材質が軟質塩ビの場合です。
軟質塩ビの場合、可塑剤というものが含まれています。
可塑剤とは簡単に説明するとプラスチックをぐにゃぐにゃに柔らかくする添加剤の事です。
その可塑剤が塗装には難敵で普通の塗料を塗装するとこの可塑剤の影響でベタベタして汚れたり剥がれの原因になりかねません。
少し前の住宅の塗替えでシーリングの上に塗装していてもそこだけ黒ずんで汚れが目立つのはブリード、可塑剤が表面ににじみ出てくるからです。
最近のシーリングはNB(ノンブリード)、可塑剤が表面ににじみ出ないように工夫してあるみたいです。
可塑剤は年数が経つと抜けて塩ビが固くなるみたいですが、確実な確認方法がありませんし今回は↓↓軟質塩ビ用の塗料↓↓を使用することにしました。
水性で一液ということで塗装する側としてはすっごく楽でありがたいです。
臭いも少なく殆ど気になりませんでした。(個人の感想です。慣れもあるかもですw)
塗り重ね乾燥時間も20℃で2時間以上で普通の塗料よりも乾燥が早いです。
結局なにが言いたいか自分でもわからなくなっていますがw
結論として塗装際には可塑剤に気を付けて下さい。